【慶応元年創業】老舗の味を食卓に！鈴廣かまぼこの魅力とおすすめ商品、歴史を徹底解説

日本の食卓に欠かせないかまぼこ。その歴史は古く、江戸時代から親しまれてきました。今回ご紹介するのは、慶応元年（1865年）創業の老舗「鈴廣かまぼこ」です。150年以上の歴史を持つ鈴廣かまぼこは、伝統の製法を守りながらも、現代の食卓に合わせた新しい商品を開発し続けています。

鈴廣かまぼこの特徴は、なんといってもその品質の高さです。原料には、厳選された天然素材を使用し、化学調味料や保存料は一切不使用。職人の技が息づく伝統製法で、素材本来の旨味を最大限に引き出しています。

この記事では、鈴廣かまぼこの歴史やこだわり、おすすめの商品などを詳しくご紹介します。ぜひ最後まで読んで、鈴廣かまぼこの奥深い魅力に触れてみてください。

【慶応元年創業鈴廣蒲鉾】かまぼこのある暮らし鈴廣オンラインショップ

鈴廣かまぼこの創業は、慶応元年（1865年）。初代・鈴木廣吉が、小田原の地でかまぼこ作りを始めたのが始まりです。創業以来、鈴廣は伝統の製法を守り続け、小田原かまぼこの代表的なブランドとして知られるようになりました。

小田原は、古くからかまぼこの名産地として知られています。その理由は、新鮮な魚が手に入りやすいこと、そして箱根の豊かな湧き水があることです。鈴廣は、これらの恵まれた環境の中で、職人の技と情熱を込めて、かまぼこを作り続けています。

明治時代に入ると、鈴廣は品質の向上と販路の拡大に力を入れ始めます。特に、かまぼこの味を左右する水に着目し、より良い水を求めて小田原市本町に店を移しました。この決断が、鈴廣のかまぼこをさらに美味しくすることに繋がりました。

昭和に入ると、鈴廣は生産体制の近代化と販売網の拡大を図ります。小田原市風祭に本社工場を建設し、より多くのお客様に鈴廣のかまぼこを届けるための基盤を築きました。また、直営店の開設や百貨店への出店など、積極的な販売戦略を展開し、全国的にその名を知られるようになりました。

平成以降も、鈴廣は伝統を守りながらも、時代の変化に合わせて新しい挑戦を続けています。かまぼこ博物館の開設やレストラン事業への参入など、食文化の発信基地としての役割も担っています。

鈴廣かまぼこのこだわりは、大きく分けて3つあります。

天然素材へのこだわり
- 鈴廣では、原料に厳選された天然素材のみを使用しています。例えば、主原料となる魚は、その時期に最も脂がのった旬の魚を、全国各地から仕入れています。また、化学調味料や保存料は一切使用せず、素材本来の旨味を活かしたかまぼこ作りをしています。
伝統製法へのこだわり
- 鈴廣では、創業以来受け継がれてきた伝統製法を守り続けています。職人が長年の経験で培った技術で、魚のすり身を丁寧に練り上げ、きめ細かく、しなやかな弾力のあるかまぼこに仕上げています。
品質へのこだわり
- 鈴廣では、徹底した品質管理を行っています。原料の仕入れから製造、出荷まで、全ての工程において厳しい基準を設け、安全で安心なかまぼこをお届けしています。

これらのこだわりが、鈴廣かまぼこの美味しさの秘密です。

鈴廣かまぼこには、定番の小田原かまぼこをはじめ、さまざまな種類の商品があります。ここでは、特におすすめの商品をいくつかご紹介します。

小田原かまぼこ
- 鈴廣の看板商品である小田原かまぼこは、弾力のある食感と、魚本来の旨味が特徴です。そのまま食べるのはもちろん、おせち料理やお弁当など、さまざまな料理に使えます。
海の古城
- 「海の古城」は、グッドデザイン賞を受賞した、まるでチーズのようなかまぼこです。ワインにも合うので、おつまみにもおすすめです。
焼きぼこ
- 「焼きぼこ」は、魚のすり身をじっくりと焼き上げたかまぼこです。香ばしい風味と、もちもちとした食感が楽しめます。
お歳暮・おせち
- お歳暮やおせちの時期には、特別な詰め合わせ商品も販売されます。大切な方への贈り物に、ぜひご利用ください。
百年ちくわ
- 特徴はなんといってもちくわの皮。シャキシャキとした食感は、噛めば噛むほどに、魚のうまみを引き出してくれます。
あげかま
- かまぼこの身に、山海の風味をほどよく合わせて揚げました。木の葉・ごま丹・えび扇・ひさご・白梅の五種類の味がございます。